今日は久しぶりにSONYα7sIIIにアダプター経由でCARL ZEISS HOLOGON 1:8/15を装着して試し撮りをした。
以前にも書いたけれど、HOLOGONはフィルムではなかなか難しかったピントの山がちゃんとあり、レンズの撮影最短距離の目盛は20cmだが実際は15cmくらいからドンピシャでピントが来る。SONYαに装着するとROW現像で周辺光量やシアン被りなどもオートである程度補正される。拡大画面でピントを合わせてシャッターを切れるしSONYだとF8の暗さも全く気にならなくていい。
ライカは自分のM240までは当たらなかった後玉はM10からは装着できない。SL2もギリギリで装着していない。しばらくフィルムで使用していたが、SONYα7sIIIでの使用はなかなか楽しい。
手前約15cmでピントが合いバックがボケているのがわかる。
まぁ、実際にちゃんと撮るのであればトリ・エルマーなど他にも選択肢があるが、ホロゴンは軟調の色がなんとも言えない独特の写りが特徴で思わず「おおぉ!」と唸る画像が浮かび上がる唯一無二のレンズだと思う。
やはり古いレンズで数が少なくレアなレンズでも値段が上がらないモノも多い事を考えると、値段が高騰するには何かしらの理由があるのだと思う。