そうそう、
忘れていたわけではないけれど、久しぶりにHasselblad SWCを持ち出しました。
自分の持っているHasselは本体SWC、503CWと202FA。
レンズは
Distagon 60/f4
Planar 80/2.8(6elements)
Planal 100/3.5
の3本。
これにP20+を付けてデジタルで、バックを換えてフィルムで撮影している。
もう無くなってしまったスクエアフォーマットのP20+は市場では高騰していますね。
Lはロスレス圧縮 Sはロスレス圧縮なし
Lで25MB前後、Sで17MB前後でTIIFF形式でのファイルフォーマットとなるのです。(TIFFと言っても例のTIFFとは別物です。)
このPhase OneのRAWデータは色信号のみのデータでソフトと一体化されていてRAW現像されるときに様々な情報を付加されるようになっているため、ファイル自体の大きさはそれほど大きくありません。
ちなみに、1600万画素ですがピッチは9μmと大きく、またM9と同じくローパスレスですのでの情報量と解像度は面積比でEOS 5DMkIIの約2倍、ダイナミックレンジの広さは抜群。
情報量が多いためRAW現像でかなりいじっても破綻がなく、それによって最新レンズコーティングの差はかなり吸収され古いレンズでもRAW現像により、蘇ると思われます。
シンクロターミナルが新品になったことが、大きく影響しているようで
オーバーホール後のSWCはPhaseOne P20+とすこぶる相性&調子がいい。まるで、別のカメラのよう。
そういえば、いつか1/1000が切れる202FAでプラナー100/2を試してみたい。ちなみに202FAにはPHASEONE P20+は稼働しない。
ハッセルは内面反射があったり、フィルムの装塡やしてはいけない操作などがありローライなんかと比べると扱いにくい。しかし、いったんこの雰囲気やクセを知ってしまうと他のカメラがなんとなく素っ気なく思えてくるから不思議だ。
さぁ、久しぶりにフィルムで撮って暗室に入ろうかな。