kindleのお薦めで上がってきた吉田修一著「横道世之介」をiPad にダウンロードして読んだ。なかなか素敵な小説だった。後から調べたら2010年度柴田錬三郎賞受賞作だそう。
何と言っても、新宿の小さなギャラリーで催されている知人のフォトグラファーのグループ展に行き、帰りに古い中古のライカを借りるところから始まるラストがとてもいい。
自分はこの小説を読んでM3を想像したが、映画ではバルナックのようだ。ちょっと違和感を感じたけれど、ライカで撮るスナップの感じがとても良く描かれている。お奨めです。

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