近頃、コロナの影響もあって写真を撮影する旅行にも出かけていないので撮影回数が減っている。9月にようやく女性シンガーさんのiTunes配信のジャケット写真を撮影した。
出かけないと何となくアドレナリンが出ずにテンションが下がっていたけれど、先週新宿蔦屋書店の北村写真機展に遊びに行った。開店当時は新宿が感染のクラスターと放送されていて行かずじまいだったが、今回すでに3ヶ月近く経過しているそうでびっくり!自粛中は時間がたつのが早いですね。
6階のライカ売り場にて、Kさんにいろいろなレンズを見せてもらい写真&カメラ談義。Kさんは若いのに良く勉強されていてとても安心して中古レンズを購入することが出来ます。
ここの商品は一切ネットに出ていないため店舗に足を運ばないと見ることが出来ない。従って、店員さんと話し合いながら決めることになる。近頃、つくづく思うのだが雑誌も写真誌も編集者の知識が浅い方が多い。カメラやアートの担当になっても3年くらいで部署が変わってしまうのも原因だと思う。ところが、今回お話したKさんはとても商品に関して詳しい。例えばMP3はレンズが外観は第一世代だがレンズ構成は第三世代のこともちゃんと知っていた。
ライカ専門誌のレビューなどを書いている自分とも遜色なく会話が出来るし、お店にあるレンズを撮り比べているので中古の個体差にも詳しい。
話していてカメラやレンズが好きでたまらないのが伝わってきて、話していて久しぶりにアドレナリンが吹き出した(笑
聞いたら写真は全てフィルムで自分で現像するとのこと。愛用カメラはなんとタチハラの8×10らしい。いやー、まだまだ、この業界も捨てたもんじゃないですね(笑
今回のインプレッションはその時に購入したキャノン50mmF0.95。このレンズだけでも何本も在庫があり撮り比べが出来る。同じ店舗でこんなに撮り比べることが出来るのはここだけだろう。このレンズはずっと欲しくて探していたがどうしても納得がいかず購入まで至っていなかったけれど、Kさんと話していて購入を決めた。融けるようなボケが素晴らしいの一言。
このレンズのおかげでVIP会員となった。別室でソファに座りスタバのコーヒーを飲みながら買取等もしてくれるとのこと。
唯一無二の自分らしい空気感を求めてレンズを探し、このレンズだとどんな絵を写し出すんだろう?とワクワクし写真を撮るモチベーションが上がる好循環を久しぶりに実感した。残念ながら自分の休日が雨続きで試し撮りはままならないがまずはファースト・インプレッション。
ちなみにこのレンズはキリ番で何となく気分がいい。