「シカゴ、シカゴ」写真集

Zunow 5cm F1.1

Zunowは滲みレンズと言われています。前期型のいわゆるピンポン球は開放付近でフレアが出ますが、新種ガラスの採用とレンズ構成の改良により、大幅に後期型は描写性能が向上しています。

しかし、残念ながらこの後期型レンズはロッコールと同じくその貼り合わせの構造上のせいで曇っているものが多く発売当時の写りを維持しているモノは少ないのが現状です。それもそのはずでこの後期型は1955年前後からなので、すでに65年近くの年月が経過しています。ブログでもよく出てくる旧フジノンと同じく残っている方が奇跡的ですよね。逆に言うとすでに65年経った現在、曇っていないモノはほぼ大丈夫と言われているようです。新種ガラスを3枚含む5群8枚構成。初期型は5群9枚でレンズ後面が著しく突出しているのが特徴で、通称ピンポン玉と呼ばれています。

1955年に帝国光学工業株式会社からズノー光学工業株式会社に社名を変更。そのため、5500番台の途中からレンズ前面のリングに刻まれた銘が「Teikoku kougaku」から「Zunow Opt.」に変更されているようです。この6年後にカメラ事業から撤退。今やZUNOWブランドはカメラも含め非常に貴重でレア&高価になっています。

このレンズはピンポン球の初期型と後期型3本を慎重に撮り比べて、(自分はフレアがあまり好きではないこともあり)後期型を選択。Zunowの中ではシャープなボケの綺麗な写りの個体を選んで購入しています。

見たことはないですがZunowはブラックもあるようですね!

インプレッションはまた違う記事で書きますね。

北村写真機店 Zunow 5cmF1.1

前期型ピンポン球インプレッションはコチラ/マップカメラ