2022年9月に予約し年末に届いたので約4ヶ月かかって本体のHasselbladX2DとXCD55mm/2.5V、XCD38mm/2.5Vが届きました。

最初は日本製とも907Xとの違いに戸惑いましたが、今はそれは全てこの1億万画素のセンサーを生かすためなんだろうと納得しています。

まずはこのカメラは1億画素そのセンサーありきで作っている。

最初はSDカードではなくCFexpress Type Bなのに戸惑う。届いた翌日から札幌での撮影に持ち出そうと思っていたので結局はSSD保存を選択したのでよかった。

SSDは「SSDのデータを完全に消去するのは難しい」と言われているので売却時のことを考えると自分の作品などが復元されるのも嫌なので札幌から帰ってきてスグにCFexpress Type Bを購入し保存はそちらに割り当て足りなくなった時にSSDに割り振ることに。。

しかし、1億画素のデータは膨大なので周辺機器も転送もそれなりに準備しないとならずお金がかかる。まぁ、覚悟の上ですが。
□センサーサイズは43.8×32.9mmでアスペクト比は4:3
□EVFは576万ピクセルのOLED(有機EL)
1億画素センサーを搭載し位相差AFもなかなか快適でとても使いやすいのと、この新レンズはレンズの銅鏡のプッシュ&プル機能で即座にAFからマニュアルフォーカスに切り替えが可能でしかも拡大しピントが確認できる。これも1億画素を思う存分使い倒すために考えられていると思う。コントロールリングは、自分の好きな機能に素早く使用できるようにカスタムすることができる。

どちらのレンズも驚くほど軽量で使いやすい。907Xの45mm/3.5はこのあとではちょっと使えないと思うほど出来がいい。
自分は普段はフルサイズ換算で35mmの焦点距離が画角だけれど、XCD 2,5/38Vは35 mmフルサイズ換算で焦点距離30 mmで(重量は350g)、XCD 2,5/55Vはフルサイズ換算で43 mmの焦点距離(重量は372 g)だが、全くと言っていいほど違和感がない。

特に中判なので38mmのF2.5はよくボケる。ちなみにXCD 2,5/38Vは撮影最短距離は30cmでグルメ写真もイケる。
自分はXCD 2,5/38Vがとても気に入っている。

CFexpress BはAmazonでAV PRO CFexpress SE タイプBカード | 512GBを購入。

HasselbladX2D 100Cの液晶保護はClearView(クリアビュー) 。本体上部の小窓の保護シートもセットで付いている。

2本のレンズ共に72mmの口径で保護フィルターはCarl Zeiss T* UVフィルター 72mmを購入。コチラはビックカメラで72mmはどこもストックがなく時間がかかるので余裕を持って注文してください。

XCD38mm/2.5V

XCD38mm/2.5は中盤らしくちゃんとボケて綺麗だ。


アルミ削り出しのボディもとても質感が良く軽い。ボディは約790gで5軸7段分のボディ内手ブレ補正対応。長押しすると電源がオンとなり。短く押すとスリープとその解除となる。視度補正は「ディスプレイ」設定で「EVFディオプター」(EVFの視度補正を指す)があり、それを使うと、電子ダイヤルで視度補正ができる。今回は羽田のラウンジにて設定したが一瞬で設定できた。
撮影後のデータはUSB TypeCを使ってPCにケーブル接続する。MacにSSDがデスクトップにマウントされるのはなんだか懐かしい感じだ。
1TBSSDを使用するとRAW+JPEGで約3500枚、512GBのCFカードで1750枚で両方で上部の液晶に表示された枚数は5300枚の表示となった。残念ながら、今のところクロップはできない。

詳しいデータはコチラから
デジカメウォッチ『ハッセルブラッド「X2D 100C」と新XCDレンズ」鈴木誠

XCD38mm/2.5V

物凄く精緻でシャープなのに、なぜかしっとりとした柔らかさを併せ持っていてなかなか出会えないなんとも不思議な画像

XCD55mm/2.5V

XCD55mm/2.5V/ISO6400で撮影

家の純正ではないUSB-Cで充電出来なかったので説明書を読みANKERのPD3.0急速充電 (30W以上)を購入して充電したら既存のUSB-Cで充電できたた。ファームアップもSSDをパソコンにマウントして完了。いよいよ、撮影に持ち出したいと思います。

ハッセルブラッドのX2Dはなかなかいい味を出しているいいカメラだと思う。インターフェイスはとても使いやすし、フォーカシングやAFの移動も一度覚えるととても使いやすいし、カメラ任せだけでなくマニュアルの操作を兼ねているのがとてもいい。

さてファーストインプレッションはここまでです。また写真アップしますね!