もう、見ている方も多いとおもいますが。「アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生」をこの前買って鑑賞しました。
映画の中では1980年には有名なジョン・レノンとオノ・ヨーコの暗殺前の最後の写真を撮影、またデミー・ムーアの妊婦ヌードでも話題に。
学生時代はカルチェ=ブレッソンとロバートフランクが写真の父であると語り、ラルティーグ に影響を受け、アヴェドンにポートレートの師事を受けている。
アニー・リーボヴィッツがバレエダンサーの撮影に使っていたのが
M型ライカにワインダーを付けたものでした。妙にカッコ良く見えて、さっそく、ごそごそと探してM7に装着してみる….
おぉ!なんだかイマイチと思っていたものが、こんなに簡単にカッチョ良く見えるなんて…単純。
カメラはニコン、キャノン、ハッセル、ローライ、ライカと全て出てきますね。これだけでも見ていて楽しい。
ちょっとミーハーかな?と思って見始めた映画だったけど、紹介される写真はどれも素晴らしかった。
スター達を様々な趣向で撮り処理された絵画的な写真も美しいのですが、
本当に何気ない日常を切り取った写真が抜群に素晴らしい。
そして、「死にゆくその日も、写真を撮っていたい。なぜって、写真は永遠よ」と言う彼女の写真への向き合い方みたいなものを感じたり
「カメラを持っていれば旅の目的になる」というなんだか自分と同じ視線の発言があったりで楽しかった。