この前、ルデコの写真展「祭」に友人と出かけた。大ファンのTEIKOさんの写真はもちろんのこと、素敵な写真とエネルギーに溢れていた。
そして2階にて素敵な写真に出会うのだ。
life のTakayukiさんの写真。
線が細くはかなげなその旅の写真にしばらく見入る。
友人と思わず、この作品は「どんなレンズで撮影したのですか?」と尋ねるとCONTAX RTSIIIとプラナー50mmF1.4とディスタゴン25mmF2.8だという。
以前、自分もデジタルカメラを始める最後のフィルムカメラはRTSIIIだった。なんだかとてもなつかしく「あのファインダーのブルーが綺麗なんですよね。」と言うとTakayukiさんは嬉しそうにうなずくのだった。
そして、何とはなしにネットで検索したら、すでに程度のいい京セラCONTAX群 は姿を消していてAriaでさえなかなか状態のいいものは手に入らないことに気がついた。
こうして、散歩をしてはアチコチのカメラ店をのぞいてはチェック。ようやく某カメラ屋にて、このピカピカのRTSIIIを見つけた。軍幹部の液晶のブルーのシールも剥がされていない状態。
当時戦艦大和級だった値段はびっくりするほど安かった、今はフィルムカメラは本当にお手頃価格だなぁ^^
京セラCONTAXはこれでT2、G2ブラック+レンズ群と以前使用していたカメラは全てもう一度買い直したことになる(^_^;)何やってんだかナー。
そして50mmプラナーは有名な58万台とはいかないが、初期59万台をヤフオクでゲット。
シャッターはビシューンビシューンとイイ音色で切れるし、平面性を保つバキュームシステムもなんだか今となっては微笑ましい。
さぁ、 Takayukiさんのような線の細い写真が撮れるかの「腕」は置いといてと…..
ワクワクとココロ弾ませながら空に向かってシャッターを切った。