新しい新Summilux-M35mmF1.4 /ズミルックス35mmF1.4 FLEII (11726]) がライカ銀座店から届いた。いわゆる40cmまで寄れるアポズミ35に続くライカ第二弾である。

アポズミ35を使ってきたが、どちらかというとここ1年はベータ機のような感じのLeicaM11がファームアップを繰り返し、ここのところ俄然良くなってきた。

それに合わせ、なかなか予約後入荷しなかったSummilux-M1.4/35が届いた。
この最新の組み合わせがなかなか良い。

近くでランチしながら試し撮り。 こんなにも違うかと思うほど撮影していて楽しい。自分の思っていた絵作りが出来る。アポズミ35はあまりに優等生すぎるのと1段の違いは大きい。やはり一段絞っての余裕のあるF2は違う。

というか好みの問題ですね。アポズミは白飛びなどの破綻がなくその分絵作りがおとなしい。どちらかというと後処理もやりやすい。

2回のファームアップを経てのLeicaM11はかなり完成度が上がってきている。最新ズミルックス35の組み合わせはかなりいい。この透明感と上質な品の良さはM8を彷彿とさせる。点光源もキレイだ。

LeicaM10+Summilux.M35/1.4ASPHERICALを装着していてスタイルはコチラがカッコいいが、これでM11の軍幹部にLeicaのロゴの入ったLeicaM11-Pが出たらもうそれで完成形なのでは?と思わせるほど。あとは立ち上がりとシャッターがM10-Rのように、もう少し早く切れればいいなぁ。

自分はつくづくズミルックス派なのだと痛感するしワクワクしながらシャッターを切った。
自分の好みとしてはフードで遊びたいので組み込み式じゃない方が楽しめたかな。

2023/06/22 追記
新 Summilux-M35mmF1.4 FLEII(フローティングレンズエレメント)はとにかく切れ味抜群で素晴らしい。もうほとんど付けっぱなしになっていて、たまにアポズミ35mmに替えるが、やはり元に戻してしまう。買って損のないレンズだと思う。